車内販売の“シンカンセンスゴイカタイアイス”を自宅で楽しめる! JRCPオンラインショップで旅気分

車内販売でおなじみのアイスクリームは、SNSやネット上で“シンカンセンスゴイカタイアイス”としても注目を集めています。そんな大人気のアイスクリームが、JRCPのオンラインショップでも購入いただけます。

そこで今回は、日ごろからパーサーとして車内販売を行う二人とともに、アイスクリームの硬さの理由やおいしさへのこだわり、そしてオンライン購入ならではの楽しみ方などを紹介いたします。

佐藤 穂香さん(パーサー)※取材当時

2017年入社。趣味は旅行で、コロナ以前は国内外問わずよく出かけていた。これまで訪れた中でお気に入りの場所は京都。

糸井 春香さん(パーサー)※取材当時

2019年入社。趣味は音楽。音楽鑑賞はもちろんのこと、楽器を弾くことも好き。最近はウクレレを始め、現在練習中。

“シンカンセンスゴイカタイアイス” 硬さの理由とは?

佐藤さん

本日はよろしくお願いいたします! 今回はアイスクリームをテーマに、いろいろとお話を聞かせてください。アイスクリームは車内販売でも大人気の商品で、時間帯に関係なく売れるなという実感があります。お客さまの年代もさまざまで、お子さまがいるご家族から、お年寄り、お仕事帰りのサラリーマンの方など、本当に幅広い方に愛されていますよね。

糸井さん

リピーターさんも多く、「前回はこの味を食べたんだよね」など、お声掛けいただくこともあります。新幹線に乗ったらアイスを食べる、というのが定番になっているお客さまも少なくないようです。

ECサイト担当者

ありがとうございます! 車内販売のアイスクリームは、SNSを中心に”シンカンセンスゴイカタイアイス”という愛称で親しまれるようになり、ここ1〜2年でさらに注目が増しているように感じています。「新幹線といえば、あの硬いアイスだよね」と、広く認知していただけたことが、より一層人気が高まった理由ですね。

佐藤さん

本当に、スプーンで叩くとカンカン音がするくらい硬いですよね。車内販売でも、購入されたお客さまがスマートフォンで動画を撮りながらカンカンと鳴らしている姿をよく見かけます。

糸井さん

「5〜10分ほど待ってからお召し上がりください」とこちらから伝えたり、お客さまから「今日も硬いですね」「早く食べたいけれど、まだ食べられない!」など楽しそうにお声掛けいただいたり……コロナ禍で、車内でのコミュニケーションがなかなか難しくなっている状況ですが、アイスクリームをきっかけにお客さまに話しかけていただくこともあり、うれしいです。

佐藤さん

それにしても、車内販売のアイスクリームが、あんなにも硬いのはどうしてなんですか?

ECサイト担当者

理由はいくつかあります。まずは、アイスクリームの空気含有量の低さと、乳脂肪分の高さ。一般的なアイスクリームよりも空気含有量を大幅に低くすることで、密度が高まり、濃厚な味わいを表現することができるんです。バニラ味の乳脂肪分は15.5%と、他社さんのアイスクリームと比べてかなり高くなっています。
それともうひとつは、販売する環境です。車内販売のワゴンではアイスクリームのボックスにドライアイスを入れて低温を保っているため、冷えて非常に硬くなるのです。
つまり、“シンカンセンスゴイカタイアイス”の硬さは、濃厚な味わいづくりにおけるアイスクリームの作り手さんの工夫と、新幹線車内での当社の保管方法が合わさった結果によるものだと言えるでしょう。

糸井さん

車内販売用ワゴンでの保管方法も、硬さの理由のひとつだったのですね。

糸井さん

確かに、車内販売のアイスクリームはどれも味わいが濃厚で、「硬い」という話題性だけでなく、本当においしいですよね。味にこだわっているからこそ、「話題になっているから食べてみよう」と購入してくださったお客さまが、リピーターになってくださっているという実感があります。

佐藤さん

特に濃厚だとおっしゃっていたバニラ味は、やっぱり定番のおいしさで車内販売でも人気です。私も、しばらく他の味のアイスを食べてから久しぶりにバニラに戻ってくると、なんだか安心するというか……「やっぱりこれだ」という気持ちになります。

ECサイト担当者

バニラ味、おいしいですよね。私も大好きです。ほかにも、いちごのフレーバーでは静岡県産のべにほっぺ果汁を使用したり、チョコのフレーバーではベルギー産のクーベルチュールチョコレートを100%使用するなど、原材料からかなりこだわっています。

佐藤さん

個人的には、ベルギーチョコのフレーバーも濃厚で大好きです!

自宅で旅気分を味わえる、JRCPオンラインショップ

糸井さん

最近では、JRCPのオンラインショップでもアイスクリームを購入できるようになったんですよね。

ECサイト担当者

はい。2021年の7月からオンライン販売がスタートしました。やはり、コロナ禍でなかなか新幹線に乗れないというお客さまや、アイスクリームのファンの方のニーズに応えたいという想いから取り扱いを開始しました。現在は、バニラ、抹茶、いちご、ベルギーチョコの4種類をご購入いただけます。“シンカンセンスゴイカタイアイス”専用スプーンとしても人気の「アルミアイスクリームスプーン」とのセット販売も行なっています。

糸井さん

アルミアイスクリームスプーンは、車内販売でも本当に評判が良くて、新幹線に持参してくださるお客さまや、全色コレクションしてくださっている方もよくいらっしゃいます。

ECサイト担当者

アルミの熱伝導性によって手の体温が伝わり、アイスをほどよく溶かしてくれるので、硬いアイスも食べやすくなるように作られています。使いやすさと、鮮やかなカラーバリエーション、そして新型新幹線「N700S」を描いたデザインも人気の理由です。

佐藤さん

オンラインショップで購入できる「ドクターイエロー(923形新幹線電気軌道総合試験車)」がデザインされたスプーンは、車内販売では取り扱っていないので、間近で見たのは初めてです。少し渋めのイエローがかっこいいですね!

ECサイト担当者

スプーンのバリエーションは、今後も少しずつ増やしていけたらと考えているので、楽しみにしていてくださいね。

糸井さん

それと、素朴な疑問なのですが……オンラインで購入して自宅でアイスクリームを食べるときも、硬いのでしょうか?

ECサイト担当者

出荷の翌日から2日程度以内にお受け取りいただいたものであれば、車内販売と同じように硬い状態でお召し上がりいただけることが多いようです。アイスクリームとドライアイスを発泡スチロールのボックスに入れた状態でお届けするので、車内販売のワゴン内に近い状態で硬さが保たれるようになっています。実際に、オンラインショップのレビューなどでも、お客さまから「カチカチだった」というお声をいただいています。

佐藤さん

現在はコロナ禍のため車内販売でアルコールを扱えないのですが、オンラインショップでアイスクリームを購入できれば、お酒と一緒に、ちょっと大人の楽しみ方をしていただくこともできますね。お酒を販売していたころは、ウイスキーと一緒に購入されるお客さまもいらっしゃったんですよ。

糸井さん

濃厚な味わいも魅力なので、ケーキやパンと一緒に食べるのもおうちならではの楽しみ方でよさそうです。

ECサイト担当者

いいですね、せっかくなので、ぜひご自宅ならではの楽しみ方を満喫していただけたらと思います。オンラインショップでは、車内販売のホットコーヒーセットも販売しているので、アイスクリームと合わせて新幹線気分を味わっていただくのもおすすめです。ちなみに、私が仕入れを担当しているオーストラリア産ワインもアイスクリームに合うんですよ。同じくオーストラリアから輸入しているおつまみの「マカデミアナッツ&さくさくチーズ」も一緒に、大人の贅沢なご褒美時間を過ごしていただくのもいいですね。

佐藤さん

オンラインで購入できる商品は、これからもどんどん増えていく予定ですか?

ECサイト担当者

2021年に入って、オンラインショップの拡充により一層力を入れ出したので、これからもマンネリ化しないように新しい商品を開発したり、車内で販売しているグッズなどの取り扱いも増やしたりしていきたいと考えています。新幹線での旅気分を味わっていただけるようなオンラインショップづくりを続けていきたいと思います。

糸井さん

アイスクリームには期間限定のフレーバーもあるので、いつかそういった商品もオンラインで購入できるようになったらうれしいですよね。以前販売していたピスタチオのフレーバーはお客さまにも大人気で、今でも「もうピスタチオはないの?」と聞かれることがあります。

佐藤さん

コメダ珈琲さんとのコラボフレーバーも反響があったので、またコラボ商品などが登場しても面白そうですよね。

ECサイト担当者

実際に販売に携わっている方からのご意見、とても参考になります。そうですね。期間限定フレーバーなども、また話題になる商品を作りたいですね。

糸井さん

今回お話を聞いて、商品やオンラインショップにこめる想いを知ることができました。これからは、商品を企画してくださった方たちの意図も汲み取りながら、販売していけたらと思います。

佐藤さん

私も、オンラインショップの存在は知っていたのですが、どんな想いで、どんなものを売っているのかお話を聞けて良い経験になりました。現在はコロナの影響で車内販売ができない商品もあるので、お客さまにオンラインショップのご案内もできたらいいなと思います。今日はありがとうございました!