こんなにやりがいがいっぱい! 安全で快適な旅を支える東海道新幹線パーサーの仕事

東海道新幹線をご利用されるお客様に、安全で快適な旅のためのサービスを行っている新幹線パーサー。日々お客様の安全を守り、お客様に快適な車内空間を提供するために乗務しています。その仕事内容や活躍ぶり、お客様との触れ合いなどから得られる喜びをぜひ知っていただければと思います。

パーサーが担う重要な役割「安全で快適な旅のために」

ジェイアール東海パッセンジャーズに在籍するパーサーは、約1000名。3〜4名が1つのクルーとなって、数分おきに発車する東海道新幹線に乗務します。

パーサーにとって大事な仕事は、安全で快適な旅のための車内サービスを提供することです。具体的には、車内巡回、列車に関するお問い合わせへの対応、グリーン車ではおしぼり配布や座席周りの整理整頓も行います。そして車内で何らかの緊急事態が発生したときには、JR東海の乗務員と連携して、安全のためのお客様誘導等で大きな役割を果たします。

また快適な旅を支えるために、ワゴンサービスも担当します。サンドイッチなどの軽食、コーヒー、新幹線グッズなど、ワゴンに積まれたさまざまな商品が、お客様の空腹や心を満たします。固くて溶けにくいとしてSNSで話題になったアイスクリームも、私たちが提供しています。

お客様が安全で快適に移動の時間を過ごせるよう、強い責任感を持って乗務にあたるパーサーは、東海道新幹線にとってなくてはならない存在なのです。

お客様からお手紙をいただくことも!

東海道新幹線の座席数は約1300。のぞみ号であれば東京から新大阪までの2時間半、その時間でそれだけの人数のお客様にお会いできる仕事はそうそうありません。そして1300名のお客様がいたら、1300通りのサービスの仕方があります。具合の悪い方がおられたらサポートや救護対応を行い、お土産を相談されたら送る相手は誰かを伺って提案します。その場その場に合わせた臨機応変な対応で、お客様がして欲しいと思われていることをいかに叶えるかを大事にしています。

そうしたサービスから生まれる体験は、パーサーにとって最高のご褒美ともいえます。パーサーの誰もが、「最もうれしいのはお客様から感謝されたとき」と口を揃えます。短い接客時間でいただく「ありがとう」もあれば、車内での対応に感謝し、降車時にわざわざお礼を言いにきてくださるお客様もおられます。

また、後日お礼のお手紙やメールを会社宛にいただくことも。「その場でのお礼もうれしいけれど、わざわざお手紙を書いていただくと、逆にこちらが感謝したい」「私たちのサービスをちゃんと見ていただいていることに感動」などと、サービスする側が逆にお客様から感動や喜びを与えてもらえることは、これ以上ない喜びです。もちろん、うれしいことばかりではなく、お客様にご指摘を受けるなど、ときには壁にぶつかることもあります。しかし、そのような経験を通じて、パーサーとして感性が磨かれ、更なるスキルアップにつながっています。

たくさんいる仲間の数だけ、学べることがある

パーサーは多くの人と触れ合うからこそ、成長の機会もたくさんあります。接するお客様の数が多いだけではなく、東京と大阪の拠点には、パーサーだけでもそれぞれ約500人の仲間がいて、互いを刺激しあっています。

クルーについては、同じ人と乗務する時期もあれば、毎日違う人たちと組むこともあります。よく知っている相手と一緒になれば、阿吽の呼吸で動けるのがメリットですが、接したことが少ない人と一緒になることも、プラスが大きいとパーサーたちは感じています。というのも、「サービスのやり方は人それぞれ。自分にはない引き出しを持っている人との仕事は、勉強になることが多い」から。とくに、パーサーとして魅力的な人や、実力のある人との乗務は、スキルアップやモチベーションアップの大事な機会になります。また、サービスには正解がないからこそ、「新人からでもたくさんのことが学べる」というパーサーもいます。

こうしてパーサーは多様な人と一緒に働き、経験を積み重ねることで、幅広い知識やスキルを身につけていきます。さらに、互いが経験したことを持ち寄れば、それが相乗効果となり、一層すばらしい仕事につながっていく…それがパーサーのレベルを高め、お客様へのより良いサービスの提供につながるのです。

パーサーの仕事について、理解していただけたでしょうか?新幹線という限られた空間には、さまざまなお客様のニーズが詰まっています。その時、その時に最善のサービスを提供することがパーサーの努めであり、やりがいです。日本、あるいは世界の人にも知られ、親しまれている東海道新幹線を舞台に、お客様の安全で快適な旅のために最善を尽くしています。新幹線をご利用の際は、ぜひパーサーが働く姿にご注目ください。